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歯肉退縮〜結合組織移植術〜について

 みなさん、こんにちは。歯学博士の黒坂です。

 

 今日は結合組織移植術についてお話しさせていただきます。「え・・何だろう・・とても難しそう・・」と思われた方もいらっしゃるかと思います。簡単に言うと「歯茎が下がってしまい歯の根の部分が見えてしまっている部分を、上あごの歯茎を使って健康な状態に回復させる方法」です。

 

歯の根が見えてきた場合、見た目の問題はもちろんのこと、
「歯の根が露出」することによって「知覚過敏」になってしまう可能性、
また根の部分は柔らかくデリケートなため「虫歯になりやすい」状態になってしまいます。

このようになってしまう原因は様々ですが、

・過度のブラッシング
・もともと歯肉と骨が薄い
・噛みあわせのバランスが悪い

などが挙げられます。

 

 結合組織移植術(CTG)とは、歯肉移植術の一つで、歯肉退縮が起こっている歯茎の足りない部分に結合組織の移植を行う外科手術のことをいいます。歯茎は上皮組織・結合組織・骨膜の3層から構成されていて、主に患者様自身の上あごの口蓋(こうがい)という部分から、「結合組織」だけを切り取り、足りない部分に移植します。

CTGにより、歯根面を覆う周囲の歯肉の厚みを増加させることができ、審美的に改善するだけでなく、知覚過敏の改善、審美的に優れた被せ物をいれることができ、歯磨きもしやすくなります。

 

また、歯肉移植術には前述したCTGの他に、遊離歯肉移植術(FGG)という方法もあります。FGGは上皮組織と結合組織の2層を移植する方法になり、CTGよりも技術的には比較的簡単です。しかし、歯茎の色の違いがあるため、FGGの方が歯茎の表面の色に左右されず、見た目が自然な仕上がりとなります。

 

 一般的に、歯肉退縮による知覚過敏や根面う蝕の場合、知覚過敏用のお薬を塗って様子を見たり、コンポジットレジン(樹脂)で詰めたりします。範囲が大きくなると歯が長くみえたり、詰めたキワから再び虫歯になったりすることもあります。歯の根っこは虫歯になりやすいため、健康的に改善するためには歯肉移植をすることは根本的治療としてとても有効です。

 

もしも歯肉退縮で審美的なお悩みがあったり、知覚過敏、根面う蝕で歯肉の改善にご興味がありましたら、是非一度スタッフにお声がけください!

 

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