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2014年1月31日

痛みの少ない治療へのこだわりについて

どんな患者さまであっても、できれば治療中に痛みを感じたくはないもの。当院では痛みを抑えるために、さまざまな工夫を行っています。

院長あいさつ

「歯医者が苦手」とおっしゃる方のなかには「以前に歯科医院で治療を受けたときに痛かったから」という理由で苦手になってしまったケースがよく見られます。

どんな患者さまであっても、やはり治療中の痛みは感じたくないものではないでしょうか。そのため、当院では安心して治療を受けていただくために、痛みをできるだけ少なくするさまざまな工夫を行っています。

予想される痛みについては事前にお知らせ
たった1本の初期虫歯の治療であっても、わけもわからず治療されたら不安になることでしょう。

当院ではインフォームド・コンセントに力を入れ「お口の中がどんな状態なのか」「どんな処置をしなければならないのか」「今は何をしているのか」「次はどんな処置をするのか」ということを、一つひとつご説明しております。治療中および治療後に痛みが出る可能性があるときは、必ず事前にお伝えするようにしています。

痛みの少ない治療また、治療内容や歯科医療そのものについて詳しく知りたいという患者さまには、類似の症例の資料や治療に使う器具などをご用意してご説明します。ご質問や疑問点にお答えする専用の窓口もご用意しておりますので、お気軽にお問い合わせください。

トラウマが原因で痛みを感じる場合も
治療中の痛みが原因で歯医者が苦手になってしまった方のなかには、実際には痛くないのに恐怖心から痛みを感じたように錯覚してしまう場合もあります。そういうケースでは、まず患者さまのお話しをじっくりお聞きして、トラウマとなっている恐怖心を軽減。リラックスして治療を受けていただけるよう心がけています。

痛くない麻酔注射

院長あいさつ歯科医院での麻酔は、歯ぐきに注射をする方法が一般的。しかし、この麻酔注射自体が痛いから嫌いだとおっしゃる患者さまも少なくありません。じつは麻酔注射は、テクニックで痛みを軽減することができるのです。

ポイントは表面麻酔と麻酔針の細さ。まず歯ぐきに薬剤を塗布して表面を麻痺させてから、体温と同じ程度に温めておいた麻酔液を、ごく細い針でゆっくりと注入していきます。これによって、ほとんど痛みを感じさせることなく麻酔できるのです。

また、麻酔薬がどのくらいの時間で効いてくるのかは、人によって多少の誤差があります。当院では、薬液がきちんと浸透しているか、麻酔の効果が現れているかを確認してから治療を行っています。

「歯の治療がどうしても怖い」という方へ

痛みの少ない治療「治療ユニットに座っただけで気分が悪くなってしまう」「嘔吐反射が強く、お口の中に器具が入るとすぐ吐き気を感じる」こういった方にお薦めなのが静脈内鎮静法です。これは薬剤を静脈に直接注入し、麻酔状態をもたらす方法で、インプラントや歯周病などで外科的処置が必要になった場合にも用いられています。

点滴から薬を投与し始めると、リラックスした状態になり1~2分で眠くなってきます。そのため、治療の際の痛みや音などがあまり気になりません。ただ、施術後しばらくは眠気やふらつきがありますので、車の運転は控えてください。

静脈内鎮静法の特徴
●気分が落ち着いてリラックスできる
●健忘効果で、治療中のことを覚えていられない
●治療時間が短く感じられる
●嘔吐反射が強い方でも、吐き気を抑えて治療できる

静脈内鎮静法は自費治療となります。詳しくはスタッフまでお尋ねください。

インフォームド・コンセントの徹底により信頼と安心の治療を心がけます

当院では「最新機器で患部が細かく見える」「お口の中の状態や治療状況が患者さまに見える」「ていねいなカウンセリングで患者さまの気持ちが見える」を3つの柱とした「見える化治療」を行っています。

インフォームド・コンセント

「見える化治療」の一環として、治療ユニットの一つひとつに大画面モニター2台を設置。レントゲン映像や口腔内写真をご覧いただけるようにしました。

モニターのうち1台は治療ユニットの正面に置かれているので、患者さまがご覧になるときに横を向く必要がありません。映像や写真だけでなく、診療内容をアニメーションでご説明するシステムも導入。また、治療の待ち時間には環境映像も上映など、さまざまな面で活用されています。

「見える化治療」とは?
「見える化」には3つの意味があります。まず1つ目は、マイクロスコープCT、口腔内カメラなどの最新治療機器を使って、お口の中をよく見えるようにすることで、いわば物理的な「見える化」。最新の機器から得られる詳細な情報を利用することで、今までは見落とされていたり原因がわからなかったりした症状を、正確に把握することができます。

治療箇所がよく見えるようになれば、自然とドクターの治療の精度も上がり、高度な医療も短時間で確実にできるようになります。

2つ目は、モニターや説明用ツールなどを駆使してきちんと説明を行い、お口の中の状態や治療状況などを患者さまに見えるようにすること。どんな状態なのかをきちんと把握していただくことで、患者さまの不安を和らげることができると考えています。

理想の歯科医療を実現する「見える化」インフォームド・コンセント
最後は、カウンセリングやインフォームド・コンセントをじっくりとていねいに行うことで、患者さまの気持ちを見えるようにすること。インフォームド・コンセントの基本は「歯科医師が患者さまに十分な情報を提供し、患者さまの合意を得ること」で、たった1本の初期虫歯であっても、当然の義務として行うべきステップです。

最先端の機器を使った高度な治療であっても、患者さまが望まないことの押しつけになっては、決して理想の歯科医療とは言えません。

当院では、患者さまが本当にご満足いただける結果を出せるよう心がけています、そのためにもインフォームド・コンセントでは、お口の中だけでなくお体すべての状態、お仕事の都合やプライベートなご意向なども含め、患者さまのお話を真摯にお伺いしております。

患者さまご納得の上で治療をさせていただきます
治療をスタートするにあたっては、まず当院の治療方針をていねいご説明いたします。そして患者さまが十分ご納得した上で、治療を始めるかどうかご判断ください。

また治療中も随時経過報告を行って、お口の中の状態が患者さまに「見える化」できるよう心がけております。お気づきの点やご要望がありましたら、遠慮なく医師やスタッフにご相談ください。

CT、オペ室など最新鋭の設備できめ細かい治療を行います

正確な診断をスピーディーに下すためには、最先端の医療機器が欠かせません。当院では最新鋭の機器をそろえ、より安全で高度なきめ細かい治療を提供しています。

院内歯科用CT

「できるだけ短時間で治療を済ませたい」
「丈夫で長持ちするハイクォリティな治療を受けたい」

そんな願いを叶えるために、さまざまな最新鋭の機器を導入。より安全できめ細かい治療を、スピーディーに行っています。その設備や当院の取り組みの一部をご紹介しましょう。

院内歯科用CT
通常、歯科医院で使われているレントゲン撮影では、平面的な画像しか得られません。その画像で把握しきれない患部については、歯科医師の勘だけを頼りに治療を進めることしかできませんでした。より確実な診断をするため、当院ではレントゲンとは異なるCT(Computed Tomography)を使用しています。

CTは患部を立体的に撮影できるため、今まで見えなかった部位に対しても非常に有効な情報が得られます。CTによる検査で、根尖病巣、歯周病、虫歯、顎関節の状態、埋伏歯など今まで発見できなかった病巣も的確に把握できるようになりました。

当院ではCTによる口腔内細部の症状を確認し診断しておりますので、安全で確実なインプラント手術を受けていただくことができます。

セレック院長あいさつ
セレックは、医療先進国ドイツからやってきたシステムです。最先端の3D光学カメラを使用して患部をスキャンして、モニター上に再現。そのデータをもとにコンピュータ制御のミリングマシンが修復物を設計・製作します。

歯科技工所に依頼することなく歯科医院内で修復物を作製できるので、一般的な修復物よりも経済的。また規格生産された高品質なセラミックブロックを使用するため、耐久性が高く、治療時間も非常にスピーディーになっています。

口腔外バキューム院長あいさつ
歯を削るときには、歯の粉・金属片・唾液・血液など、目に見えないほど細かな粉塵が空気中に飛び散ります。口腔外バキュームは、口腔内バキュームで取り逃したさまざまな物質をしっかりと吸引。診療室内の空気をクリーンにし、患者さまの健康を守るシステムです。

マイクロスコープ

マイクロスコープマイクロスコープとは、歯科治療専用の顕微鏡のこと。肉眼では見えない部分まで拡大して見ることができるので、根管治療、インプラント手術などに絶大な力を発揮します。細かい作業が必要な処置でも、リスクを抑えたハイクオリティな技術を提供できます。

通常の虫歯治療にも、マイクロスコープは役立っています。たとえば肉眼では見えないごく初期の虫歯は、痛みもないため、気づいたときにはかなり進行してしまっているということも少なくありません。マイクロスコープを使えばどんな初期の虫歯でも発見できるため、ほんの少しの処置で治療できます。

デンタルアイS

デンタルアイSデンタルアイSは、複数のレンズを用いた口腔内カメラです。フルタイムオートフォーカス機能が搭載されているので、従来のカメラよりスピーディーに撮影できるようになりました。また歪み補正や手ブレ補正機能があり、狭い部位の撮影や接写もできるので、口腔内の情報をより正確に把握できます。

デンタルアイSの注目すべき点は、付属のソフトを使えば動画も撮影できること。そして動画の一部を切り出して、写真として保存することもできます。最初に治療部位を動画撮影しておけば、治療やインフォームド・コンセントに必要な写真を改めて撮る必要がありません。

ヴィジュアルマックス

ヴィジュアルマックスヴィジュアルマックスは、カメラで撮影した写真をすぐにモニターでチェックできるようにする動画ソフト。現在のお口の中の状態を、目の前のモニターで確認していただけます。また、取り込んだ画像に書き込みもできるので、治療方針などをよりわかりやすく説明できるようになりました。

お口の中の状態を見て把握していただくことで、患者さまの治療に対する「口の中で何が起きているのかわからない」「何をされているのだろう」という不安や恐怖を払拭します。患者さまにも納得して治療を受けていただけることと思います。

独立したオペ室を完備

独立したオペ室を完備当院では通常の歯科治療室とは別に、完全に独立したオペ室を完備しています。インプラント手術や歯周外科処置などを安全かつ確実に行えるよう、オペ室内は最高レベルに無菌化を配慮。全身管理が必要な高度治療では、多数のスタッフが連携して治療にあたることも多いので、十分な広さを確保しています。

オペ室には、患者さまの状態を常にチェックできる生体モニター、痛みを感じることなく治療を受けていただくための静脈内鎮静装置など、さまざまな最新鋭機器を完備。またオペ室のほか、個室のカウンセリングルームやVIPルームなどもご用意しております。心も身体も癒す空間で、ご来院をお待ちしております。

滅菌設備

滅菌設備歯科医院は、患者さまのお口の中に直接触れて医療行為を行う場所。そのため、機材、器具、診療室の感染予防対策は万全に行っております。目に見えない部分だからこそ、より一層の気を遣う。それが当院のこだわりです。

滅菌に使用する機器は、厳しいヨーロッパの新基準をクリアしたもの。日本では大学病院クラスでしか導入されていません。滅菌のできない器具については使い捨てのものを使用して、患者さまが安心して治療を受けていただけるような衛生管理を行っています。

クラスB滅菌とは?
滅菌とは、すべての細菌やウイルスを完全に死滅させること。一般的に使われている滅菌機器のひとつに、オートクレーブがあります。高圧と蒸気をかけ滅菌するものですが、複雑な構造をもった器具の内部までは滅菌できないといった欠点がありました。

当院で導入しているのは、「クラスB」と呼ばれる世界標準に対応した滅菌機器。内部を真空にし、再び高圧をかけるというサイクルを繰り返すことで、100%の滅菌を行うシステムになっています。もちろん複雑な構造の器具でも、内部まで100%滅菌できます。

NY大学で学んだ世界標準の歯科医療を提供

当院の院長・副院長は、世界の歯科分野をリードするニューヨーク大歯学部で研鑽。患者さまの身になった世界標準の歯科治療をご提供します。

NY大学で学んだ世界標準の歯科医療を提供
同級生&常勤の講師陣と。私は中断の向かって左から2番目にいます。

NY大学でのエピソードについて詳しく知る

全米最大の歯科医療・研究施設として、世界の歯科分野をリードするニューヨーク大学歯学部。当院の院長は2008年から2011年にかけて、そのニューヨーク大学歯学部で学びました。世界最先端レベルの知識や医療技術、高度な歯科医療を系統的に学んだことで、患者さまにご満足いただける治療を提供できると自負しています。

全世界からエキスパートが集まってくるNY大学歯学部
アメリカの歯科医療は、日本やヨーロッパと比べると各方面の専門分野化が進んでいます。専門医になるための教育も確立されており、特にニューヨーク大学はアメリカのみならず世界中から歯科医師や研究者が集まる教育・研究機関です。

指導医はもちろんのこと、学生自身もその分野のスペシャリストであり、高度な治療を求める患者さまに応えるべく、最先端の研究が続けられています。

また世界的に知られるニューヨーク大学歯学部は、全米でも非常に患者数が多いところでもあります。そこで治療や研究にあたる学生は、多種多様な国や人種の患者さまとコミュニケーションを取らなければなりません。

さまざまな症例に触れられるだけでなく、患者さまの気持ちを汲み取るコミュニケーション能力も磨かれる、歯科医師にとっては絶好の環境といえます。

日本の歯科治療との違い日本の歯科治療との違い
日本では、虫歯や歯周病、入れ歯、矯正など、すべての分野をひとりで診療できるのが、優れた歯科医師という考え方があります。どんな患者さまも受け入れるという日本の歯科医療のホスピタリティは素晴らしいことですし、分野を横断した総合的な診断が下せるという意味でも利点があります。

ただ、すべての分野をひとりで網羅しようと思うと、どうしても各分野の専門性を犠牲にすることになりかねません。日本のホスピタリティあふれる歯科医療と、アメリカの最先端の歯科医療を、同時に行うことはできないか。それが当院の院長がずっと考えていたことでした。

アメリカでの歯科治療の実際
アメリカの専門医は、補綴(ほてつ)専門医、歯周病専門医、歯内療法専門医、矯正専門医、顎顔面口腔外科専門医、小児歯科専門医の全6種類に分けられています。

歯科治療の現場では、それぞれの分野に長けたエキスパート同士が、連携をとって治療を行います。たとえばインプラント治療の場合、おもに歯周病専門医が診察にあたり、顎顔面口腔外科専門医が手術を担当、被せ物は補綴専門医が作ることになります。

それぞれの専門医が連携して治療にあたるとき、一番重要になるのがお互いのコミュニケーションです。最初の審査・診断・治療計画の立案の段階から、それぞれが専門分野の見地から意見を出し合って、最善のゴールを共有しあいながら治療を行います。

そのほかに、アメリカでは各分野のドクター達を集めたカンファレンスが定期的に開催されています。カンファレンスでは、数多くの専門医の前で、自分が担当する患者さまについての治療計画を発表します。さまざまなドクターから意見や提案が飛び出してくるので、別の視点から治療を見直すきっかけにもなります。

より本物志向の患者さまのご期待にお応えするために

NY大学歯学部一般的に、アメリカは歯科医療がとても進んでいるといわれております。確かに歯科医療技術の研究においては最先端です。しかしどんなに優れた医療技術であっても、それを望まない患者さまにまで一律に提供するだけでは理想の治療にはなりません。

アメリカでもそういった考え方は浸透していて、実際にニューヨーク大学歯学部にはComprehensive Dentistry(総合的診療)という、日本の歯科診療に近い形の診療科も作られています。お口の中全体のバランスを見ながら治療を進めないと「木を見て森を見ず」ということにもなりかねません。

当院の目指す治療とは
患者さまの望まれる治療を提供するためには、ホスピタリティあふれる日本のスタイルと、アメリカの最先端の歯科医療技術の両方が欠かせません。当院ではこの2つの考え方をミックスしたハイブリッドな体制で、より本物志向の患者さまのご期待にお応えできる一流の診療を行っていきます。


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