
歯肉退縮の
よくある質問
治療や予防、費用など、
よくいただくご質問にお答えします
歯ぐき下がりについて
歯肉退縮とは、歯を支えている歯ぐきが下がり、歯の根元が露出してしまう状態のことです。見た目の問題だけでなく、知覚過敏や虫歯のリスクが高まるため、早めの対処が重要です。
歯肉退縮は30代頃から見られることが多いですが、不適切なブラッシングや歯周病がある場合は、20代でも起こることがあります。年齢とともにリスクは高まりますが、適切なケアで予防することが可能です。
残念ながら、一度下がってしまった歯ぐきは自然には元に戻りません。ただし、進行を止めることは可能です。さらに進行する前に、専門的な治療を受けることをお勧めします。
放置すると歯の根元がさらに露出し、知覚過敏の悪化、虫歯や歯周病のリスク増加、最終的には歯を失う可能性もあります。早期発見・早期治療が大切です。
治療について
当院では局所麻酔を使用するため、治療中の痛みはほとんどありません。術後も痛み止めを処方しますので、ご安心ください。痛みに不安がある方は、事前にご相談ください。
症状の程度により異なりますが、歯肉移植手術の場合、手術自体は1〜2時間程度です。その後、完全に治癒するまでに2〜3ヶ月ほどかかります。定期的な経過観察も含めて、トータルで3〜6ヶ月程度とお考えください。
適切な治療と術後のケアを行えば、再発のリスクは低くなります。ただし、原因となる習慣(強いブラッシングなど)を改善しないと再発する可能性があります。当院では、再発予防のための指導もしっかり行います。
症状に応じて、歯肉移植術(結合組織移植、遊離歯肉移植)、歯周組織再生療法、ヒアルロン酸注入などの方法があります。患者様の状態に最適な治療法をご提案いたします。
費用・保険適用について
歯肉退縮の治療は、原因や程度により保険適用となる場合と自費診療となる場合があります。保険適用の場合は数千円から、自費診療の場合は1歯あたり5万円〜15万円程度となります。詳しくは診察時にお見積もりをお出しいたします。
歯周病が原因の歯肉退縮など、医学的に必要と認められる治療は保険適用となる場合があります。一方、審美目的の治療は自費診療となります。診察時に保険適用の可否を判断いたします。
はい、自費診療の場合は、クレジットカード払いやデンタルローンによる分割払いが可能です。お支払い方法については、受付でお気軽にご相談ください。
日常ケアと予防について
歯ぐき下がりを防ぐには、柔らかめの歯ブラシを使い、力を入れすぎず優しく磨くことが大切です。歯と歯ぐきの境目を45度の角度で磨き、小刻みに動かします。当院では、患者様一人ひとりに合わせたブラッシング指導を行っています。
3〜6ヶ月に1回の定期検診をお勧めしています。早期発見により、軽度の段階で対処できるため、治療の負担も軽減できます。歯周病のリスクが高い方は、より短い間隔での検診をお勧めする場合もあります。
ビタミンC、ビタミンD、カルシウムなど、歯ぐきと歯の健康に良い栄養素をバランスよく摂ることが大切です。また、砂糖の摂りすぎは歯周病のリスクを高めるため注意が必要です。喫煙も歯ぐきの健康に悪影響を与えるため、できれば控えましょう。
クリニックについて
大阪メトロ御堂筋線・京阪電鉄「淀屋橋駅」より徒歩5分、中之島フェスティバルタワー15階にございます。駅直結で雨の日も安心してお越しいただけます。
当院は予約制となっております。お電話(06-6231-8211)またはウェブサイトからご予約ください。初診の方も、まずはお気軽にお問い合わせください。
無料相談では、お口の状態を拝見し、歯肉退縮の程度や原因を診断いたします。その上で、最適な治療方法や費用の目安をご説明します。所要時間は30分〜1時間程度です。強引な治療の勧誘は一切ございませんので、ご安心ください。
